ブリヂストン、フィアットの新型車「フィアット・500X」へ純正タイヤを提供

各機関から高評価の主力製品が純正採用に
イタリアの自動車メーカーフィアットが新型「フィアット・500X」において、ブリヂストン「Turanza T001」を純正タイヤとして採用することが8日、明らかとなった。

「フィアット・500X」は、市場で好評を得ているフィアット500ファミリーの新型モデルとなるコンパクトクロスオーバーSUV。北米や欧州での販売に加え、日本では今年秋のデビューが予定されている。

この「フィアット・500X」にブリヂストンが提供する「Turanza T001」は、安全性や快適性をはじめ耐久性、環境性能といった各性能のバランスに優れた、ブリヂストンにおける主力製品の一つ。

2015年には、ドイツのADACおよびAutozeitung organisationsより“very recommendable(非常におすすめ)”のレーティングを獲得している。

提供先の求める性能をクリア
ブリヂストンではこれまでも、フィアット500ファミリーの各モデルへ「Turanza」シリーズのタイヤを提供してきた経緯をもつ。

今回ブリヂストンではオンロード志向の「シティルック」とアウトドア志向の「オフロードルック」という2シリーズを備えた「フィアット・500X」に対し、優れた転がり抵抗に加えノイズやハンドリング性能を志向する観点より「Turanza T001」の供給を行うものだ。

ブリヂストンのChristophe de Valroger氏は、今回のフィアットによる「Turanza T001」の採用を「誇りに思う」とコメント。

また燃費の観点より設けられた非常に厳格な転がり抵抗の基準をはじめ、フィアットの設ける厳しい性能要件を「Turanza T001」が満たしたことで、今回の純正タイヤとしての採用につながったとの認識を示した。


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ブリヂストン ニュースリリース(Automotive World)
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